IntraGuardian2+ Manager Professional とは
複数のIntraGuardian2+をまとめて管理することができる集中管理ソフトウェアです。それぞれのIntraGuardian2+ の稼働状況の監視や収集したデータの一覧表示、各種設定およびファームウェアを一括更新できます。また、サブネットをグループ分けする機能を備えており、グループ毎にオペレータの設定も可能です。
IntraGuardian2+ Manager Professional 主な特徴や機能
- 直感的なネットワーク管理
- 部署ごとの端末管理・オペレータ管理
- 端末ごとの複数MAC アドレスを一括管理
- 利用ケースにあった種別の管理
- 複数オペレータへのメール送信
- メール文面のカスタマイズ
- IntraGuardian2+ ファームウェア自動アップデート
- IntraGuardian2+ 設定の一斉適用
直感的なネットワーク管理
会社全体をネットワークアドレスで管理すると煩雑になってしまい、どこのネットワークかわからなくなってしまいがちです。
IntraGuardidan2+ Manager Professional ではネットワークをセクションとして簡単な名称で、上下関係を図で表現し、わかりやすい管理が可能です。
複数オペレータによる階層管理
セクション設定を階層化し、各セクションを束ねるセクションへオペレータを設置し権限を委譲することができます。すべてのセクションを一括して管理するオペレータを設定し運用することも可能です。
メール文面のカスタマイズ・統合
IntraGuardian2+ Manager Professional を利用する事で、30 を超えるイベントを取得しオペレータへ通知することができます。
従来は各IntraGuardian2+ それぞれからしかメールを受け取れなかった、検知・排除などのメールもIntraGuardian2+ Manager Professional から集約して受信することができます。
設定の一斉適用
特定のセクション以下に所属しているIntraGuardian2+ 設定を一斉に変更することができます。もちろん個別に設定することも可能で、それぞれのIntraGuardian2+ 管理画面へアクセスしなくても設定の変更ができます。
スケジュール可能なファームウェア更新
IntraGuardian2+ Manager Professional かIntraGuardian2+ のファームウェア更新を一括で行うことができます。さらにファームウェア更新を予約する事もでき、業務時間外の深夜などにファームウェアを自動で更新する事も可能です。
ファイル形式、FTP による外部システム連携が可能
IntraGuardian2+ Manager Professional は特定ディレクトリに配置されたCSV 形式のファイル(または、FTP 上のCSV 形式のファイル)を読み込み、端末情報として定期的に取り込む事ができます。この機能を利用し、IntraGuardian2+ Manager Professional 以外のシステムと連携させることで、効率の良い管理をすることができます。
設定の自動バックアップ機能
IntraGuardian2+ Manager Professional の設定をローカル・ネットワークドライブやFTP へ自動バックアップすることができます。もちろんデータベースもバックアップ対象に含まれます。
登録申請機能
未許可端末に申請画面を自動的に表示する機能です。未許可端末からブラウザ(http)でアクセスを行うとIntraGuardian2+ から応答が返り、登録申請画面が表示されます。登録申請画面で入力された情報は管理者へ通知され、登録申請一覧から承認または拒否することができます。
設定自動同期
IIntraGuardian2+ Manager Professional からIntraGuardian2+ へ自動的に設定を同期します。
IntraGuardian2+ を交換する場合、新たなIntraGuardian2+ に交換前のものと同一のIP アドレス及びマネージャアドレスを入力しておくと自動同期が行われ、交換前と同じ設定で監視を再開することができます。
OUI(MAC ベンダー)コードの更新機能
MAC アドレスのベンダー情報をIEEE のサイトからダウンロードして更新することができます。これにより、更新のためだけに最新アプリケーションへ入れ替える手間がかかりません。
体験版と無償版と有償版の違い
IntraGuardian2+ Manager Professional は「体験版」「無償版」「有償版」とライセンス形態がわかれています。それぞれ動作しているアプリケーション(バイナリ)に違いはなく、ライセンスキーの承認状況により動作が変わります。それぞれのライセンスでできることは以下の通りです。
体 験 版 | 無 償 版 | 有 償 版 | |
管理可能 IntraGuardian2+ 上限数 | 3 台まで | 512 台まで | 無制限 |
利用申請機能 | ◯ | × | ◯ |
資産タグ機能 | ◯ | × | ◯ |
CSV 入出力・外部システム連携 出力 CSV の列変更機能 | ◯ | × | ◯ |
バックアップ先にファイル共有と FTP を指定する機能 | ◯ | × | ◯ |
セクション階層機能 | ◯ | × | ◯ |
端末種別・NIC 種別の追加 / 変更 / 削除機能 | ◯ | × | ◯ |
一覧表示のカスタマイズ機能 | ◯ | × | ◯ |
I/F の複数指定機能 | ◯ | × | ◯ |
※「体験版」はIntraGuardian2+ Manager Professional の動作確認のためのライセンスでライセンスキーによる承諾の必要はありません。
※「無償版」はサポートサイトに公開されているライセンスキーを入力することで利用することができますがサポートサービスはありません。
動 作 仕 様 | |
管理拠点数 | 上限なし |
対応 OS | Windows Server 2008 R2, Windows Server 2012, Windows Server 2012 R2, Linux (CentOS6.7, CentOS7) |
必須ソフトウェア | .NET Framework 4 . 5 以上 または Mono ver 4 以上 , Postgre SQL 9.4 以上 |
CPU | Intel Core 2 Duo 2GHz 以上のマルチコア CPU |
メモリ(空き容量) | 8GB 以上 |
ハードディスク(空き容量) | 100GB 以上の空き |
対応ブラウザ | Microsoft lnternet Explorer 11 / Mozilla Firefox 44 以降 / Safari 9 以降 /Google Chrome 48 以降 / Edge 13 以降 ※最新版を推奨します |
管理セグメント数 | 無制限 |
使用ネットワークポート | 17777(IG2 通信ポート), 10080(管理画面アクセスポート ※任意変更可) |